外国人投資家は今年に入ってマレーシア株の売却を止めておらず、1月初旬から現在(2月3日時点)までの資金引き出し額は2024年の引き出し額にほぼ追いついている。
マレーシア証券取引所の統計によると、2月3日時点で外国人投資家はマレーシア株を累計32億8,700万リンギット相当売却しており、これは2024年の年間引き出し額42億800万リンギットからわずか9億2,100万リンギットしか離れていない。引き出しのスピードは明らかだ。
この期間中、地元の投資機関がマレーシア株の最大の買い手となった。年初から現在までに、国内投資機関は純額20億5,300万リンギット相当の株式を購入しており、個人投資家も純額12億3,400万リンギット相当の株式を購入している。
1月の資本撤退のペースは驚くべきものだった
マレーシア株式市場から外国資本が撤退する傾向は2025年初頭から顕著で、1月にはマレーシア株が31億3,500万リンギットの純売却となり、外国資本の撤退が最も速い月の一つとなった。
そのうち、1月13日から17日の週に、外国資本は1週間で13億2800万リンギットを売却し、今年これまでで最も速い引き出し率を記録した。