クアラルンプール(1月7日):統計局は、昨年12月の鉱工業生産指数(IPI)が様々な産業の拡大により前年比4.6%増加したと発表した。
統計局の主任統計官ダトゥク・モハメド・ウジル氏は、製造業(指数の68.3%を占める)は前年比5.8%拡大し、11月の4.6%より好調だったと述べた。
一方、鉱業部門は0.4%の成長で回復し、電力部門は3.5%の成長を遂げた。
月次ベースでは、12月の鉱工業生産指数は0.4%減少した。
鉱業生産は回復し、製造業は成長
製造業の生産高の伸びは、主に輸出志向型産業の6.8%増によるもので、コンピューター、電子製品、光学製品の2桁増10.1%が牽引した。一方、国内志向型産業は3.7%増だった。
前月比では、輸出志向型産業は2.4%減少し、国内志向型産業は0.4%減少した。
ウジール氏は、鉱業生産の回復は天然ガス指数の5.5%上昇によって支えられているとも述べた。
鉱業部門は前月比4%上昇し、電力部門は1.1%上昇した。
各国の動向をみると、韓国、中国、台湾の工業生産指数は伸びを示したが、米国と日本の成長は鈍化した。
対照的に、シンガポール、ベトナム、タイは減少した。
第4四半期は減速し、年間成長率は3.8%となった。
全体として、工業生産指数は昨年第4四半期に減速し、前年比3.4%増、前四半期比2%増となった。
「工業生産指数は昨年3.8%増加し、2023年の0.7%から上昇した。すべてのセクターで成長が記録され、製造業は4.4%、鉱業指数は0.7%、電力セクターは5.6%増加した。」